安くならない競争見積り
良い家を、安く建てるためにはどうしたらよいでしょうか。
良い家とは、あなたの希望通りの家です。
安くとは、数社のハウスメーカー(工務店)で競争見積りして、安く工事契約することです。
しかし、これを実行するのは思うほど簡単ではありません。
ハウスメーカーで家を建てるとき、ネット・展示場・テレビCM・ウワサなどから情報を得てから、その次にどうしますか。
ハウスメーカーから教えてもらった通りに進めると、高い工事額で建てる、後悔する家づくりになるでしょう。
全国の家づくりシステムがそうなっているので、いくら頑張ってもどうにもなりません。
何も知らずに「良い家を安く建てた。」と錯覚したほうが幸せかも知れないが、その差は少なくとも新車1台分にはなるでしょう。
1社見積りは、そのハウスメーカーと契約することを前提に設計し、見積りすることです。
契約できると知れば、どのハウスメーカーも高く見積りするので、
・ 高い工事費で契約した
・ 予算オーバーで契約できなかった
の、どちらかになるので、契約できた人より、できなかった人の方が良かったと思うべきでしょう。
ただし、どんなに高くてもそのハウスメーカーが良いと思うなら、そうした方が良いでしょう。
工事費を安くするにはどうしたら良いか。
数社で安くなる競争見積りをすれば工事費が安くなるし、それ以外の方法はありません。
しかし、実際にそうすることは非常に難しいのです。
競争見積りするハウスメーカー3社の設計図を見ると、
1 プランが異なる
2 木造・鉄骨造など、構造が異なる
3 軸組工法・壁工法・軸組パネル工法など、工法が異なる
4 耐震性能が異なる
5 断熱性能が異なる
6 建築仕様が異なる
7 電気・設備仕様が異なる
など3社の設計図が異なると言うより、同じ内容が1つもない設計図であることが分かります。
3社の異なる設計図と見積書を比較しても、どれが良くて安い家か分かりません。
競争見積りしたのに、どうして安くならないのか。
確かに3社で競争見積りするように見えるが、実は3社が自社の設計図を見積りする1社見積りが3つ集まるだけなので、安くならないのです。
3社は初めから競争見積りにならないことを知っているので、安く見積る必要がないし、そうする気持もないのです。
結局は、工事費が下がる競争見積りになりません。
実は、同じ設計図なら安くなる競争見積りができるのです。
設計図は概算見積りする基本図と、明細見積りする実施図です。
ハウスメーカーは契約前には基本図しかないので、それで安くなる競争見積りを考えます。
A社の(了解を得て)基本図をコピーし、B社・C社に渡して競争見積りします。
1. B,C社は概略しか書いてないA社の基本図で見積りできない。
2. B,C社はA社の構造・工法などの建材が入手できないので、工事
できない。
3. B,C社はプライドがあり、A社の基本図で見積りする気がない。
結局A社の基本図からB,C社の見積りを取れないので、競争見積りできません。
しかし、ネット家活設計システムなら、数社のハウスメーカー(工務店)で安くなる競争見積りができるので、良い家が安くなるようにできます。
ネットで見かける家づくり仲介(マッチング)業は、あなたを仲介して仲介料を受取るだけであり、このようなことをしてくれるなどと、勘違いしないでください。
実は、このシステムは長年の設計監理体験から、そのときそのときに適確な判断をしていくしかないので、説明できないのです。
あなたがネット家活設計システムで家づくりを進めるとき、本当の姿を知ることができます。
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