屋根に雪を乗せたままで・・・
この質問そのものが間違っていますね。
本当は屋根に雪を載せても大丈夫なように構造計算して、家を建てるのです。
物置の屋根の上に象や100人乗せたTVのCMにありましたが、そのような物置を造るのは簡単です。
物置の屋根の上に象や100人乗せても大丈夫なような構造計算をして、造れば良いのです。
しかし、重いものを載せれば載せるほど頑丈にしなければなりません。
頑丈に造れば造るほど工事費が高くなります。
工事費が高くなっても、象や100人乗せても大丈夫な物置を造りたいですか。
雪国では雪の重みに耐える強さの物置にすれば良いと思いませんか。
工事費が高くなっても、家の屋根に象20頭や1,000人が乗っても大丈夫な家にしたいですか。
家は雪の重さに耐えうるように構造設計して、家を建てるのが普通です。
「1.50mの積雪でも大丈夫な家を建ててください。」と言えば良いのです。(建築基準法が決めている、市町村ごとの積雪量(cm)以上)
もう「屋根に雪を載せたままで大丈夫でしょうか。」という質問はしませんね。
( 雨漏りしないか、という意味の回答は後日にします。)
家は施主さんの要望に沿って計画し、建てるようにしています。
施主さんが黙っていれば、どんな家にすれば良いのかわからないので、設計者や施工者が困ってしまいます。
施主さんの要望通りにして予算オーバーになれば、その通りの家にならないし、家を建てられないときもあります。
構造ばかりにお金をかけないで、全体的に工事費バランスの良い家にすることも大切です。
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