明るい部屋と、白い部屋

■床はフローリングで、壁・天井は白・・・白の白い部屋が流行っています。


1 まだどのような家かを把握していない契約時に壁紙を決めるので、どれに
  したら良いかわからないから、無難な白にする。

2 壁紙を決めるのに自信がないから、無難な白にする。

3 壁紙を考えるのがめんどうだから、無難な白にする。

4 営業マンが、契約直前に建主さんが迷って契約が延びると困るので、無難
  な白を勧める。

おおよそ、このような理由で白の壁紙にするのでしょう。

白が好きなら白ですが、明るい部屋イクオール白、と限らないのではありませ
んか?

部屋を必要以上に明るくする必要がありますか?



■部屋の明るさは、窓の大きさ・位置と、床・壁・天井の色によりますが、窓
が適切にあるとき、窓の光で室内は十分明るいし、夜は蛍の光や、ろうそくの
灯で本を読むわけでなく、電気で適度な照明にできるのですから、壁・天井の
色を白にしなくても明るい部屋になります。


少ない電力で店内を明るくして商品が目立つようにする白色の売り場もあり
ますが、落ち着いてムードのある雰囲気で人を迎えてくれる、少し暗めのホテ
ルのロビーやレストランもあります。

家は住む人にとって憩いの場なので、明るいより暗い方が落ち着きます。



■テレビは白と黒のモノクロ時代から、カラー、しかもハイビジョンカラーの
時代です。

白は無彩色でカラーがなく、
家の中で数十年前のモノクロテレビ時代に戻った
景色を見ているのと同じ
です。


日光や照明光が白い壁・天井に乱反射して部屋中をかけめぐるのは、音が消・
吸音されることなく残響して聴覚を害するのに似て、視覚を害します。

カラーがある壁紙は乱反射することなく適度に光を吸収し目に安らぎを与える
ので、高齢者に適しています。

また、成長しつつある子世代に白い壁・天井に乱反射する強い明るさは目に有
害で、カラーに対する感覚を鈍くし、落ち着きを失なわせます。


ハイビジョンカラーの時代に合ったカラーと模様のある楽しい壁紙で、少し
暗めでムードのある部屋にして
みたらいかがですか。



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