家のイメージづくり
「イメージすると言つても・・・何を?」  

 最初にイメージするのは二つで、新しい家に住みたいと思ったとき、最初にイメージ

するのは家の外観デザインです。

それには和風、洋風、和洋折衷があり、洋風は世界の国の数だけあります。

次に吹抜けのあるリビングなどのインテリアデザインです。

イメージすることは大切なことで、イメージせずにスタートすると平面計画だけが先行

し、その後に外観とインテリアを立ち上げたときの判断基準がなく、良い家になりませ

ん。


「その二つは関係あるの?」

家のデザインには【様式】という考え方があり、外観とインテリアの組合せが決まって

います。

外観を見てから屋内に入ったとき、そのイメージが同じ感じになるように、インテリア

は外観と同じ組合せにするのが普通です。


 しかし、そうしなければいけないということはなく、洋風の家に和風の和室を組込む

ように、部分的に別なインテリアにすることも行われています。

各部屋ごとに変えるのは考えやすいですが、一部屋の中では変えるときは、その分岐点

が視覚的にスムーズに移行できるように気をつけます。

楽しく考えてイメージを変えるのは自分の家なので自由ですが、来客の批判に敢然と立

ち向かうことができない人はそこそこにしましょう。」


「実際にはどうすれば・・・。」

 家を建てたいと思ったとき、写真の豊富な住宅雑誌を立ち読みしたり、買って見た

り、町の中を見てまわって、実際に建っている家を見たりするでしょうが、今決めるわ

けではなく仮定するだけなので、その気になればそれで十分です。


 仮定するのは一つでなく、複数でもかまいません。

むしろ、考えられるだけ多く考えておくと、その後に『他にもっと良いものがあるので

はないか?』と疑心暗鬼になるのを防ぐことができます。

そして、その後に絞り込めば良いのです。


「最近、流行っている家はどういうもの?」

 若い建主さんが好む、フリーデザインと言われるスタイルです。

外観は、今までの様式にない、近未来を予想させる無機質な感じの、白から黒のモノ

トーン調で、リブのある鋼鈑サイディングか、金属板を多用し、屋根は片流れです。

インテリアは、居間に大きな吹抜けを設け、床はフローリングで、壁、天井は白にして

います。


 家は住み替えることなく数十年住みますが、その人の年令とともに、家の好みも変わ

ります。

家のデザインは自分にとって、今も良くて、その後もずっと良い、そんなふうに考える

と良いでしょう。

「家を建てるとき若者向きに家を建てたが、20年もたってみると今の自分たちには似

合わない家になってしまった。・・・まだ10年もローンが残っていて、困った

なぁ。・・・」


ここで、自分の家をイメージしてみましょう。

「フリーデザインの家が良い。」

「このページにある、アーリィーアメリカンタイプの家が良いな!」

「ところで、旅行したときに見た、フランス風の家も良かったんじゃない?」

「いや、意外と和風が良いのかも知れない。」