いろいろある現場監督のタイプ
■ 設計監理で、着工するとき、現場担当者(監督)を決めてもらいます。
と、言うより
「私が現場担当するAです。」
と、挨拶に来ます。
監督は、監理者と打合せしながら、職人さんに指示する人です。
契約したとき、見積りした担当者がそのまま、横滑りすることが多いです。
設計図で見積りしているから、社内で一番その図面、すなわち、その工事を理解し
ているということで、担当者に指名される。
と、言うよりも、最初から・・・契約できたら、担当者にすることを前提に、見積り担当者を決めているみたい。
どういう訳か、私が設計したとき、社内に何人もいるのに、前回、現場監督になっ
た人が、見積りのときから、担当することが多い。
たぶん、私の設計図の見積り方も、監理のやり方にも、社内で一番慣れているし、
顔見知りだし、スムーズに行くだろう、ということでしょう。
確かに、私の方も、顔見知りの方が、初対面の人よりもなんとなく、やりやすい。
一度、現場でつきあうと、数ヶ月も、毎日ではないが、かなりの回数の打ち合わせ
をするから、どんなやり方をするか、お互いに分かるから。
でも、私は良い監督なら誰でも良いのです。
■ 誰が設計しても、誰が監理しても、同じだろうと、思うかもしれませんが、そ
うではありません。
設計で、書くべき図面はおおよそ同じですが、どのように表現し、どのように書く
か、自由だからです。
書くべきことを省略する人もいるし、より多く書く人もいます。
どういう内容が、どの図面に書いてあるかも、人によって違います。
要は、見積りができて、現場でつくれれば、設計図の役目は果たすのです。
もともと、監督さんも建築士の資格を持っていて、自社の設計施工のときは自分で
設計しているので、少しくらい図面が不足していても、見積ることができるし、現
場では、監理者と打合せしながら工事するので、困まりません。
■ 監理も、人それぞれで・・・、
毎日のように、現場監督と打合せて、現場を見る人もいるし・・・、ほとんど、監
理しない人もいるようでぇーす。
私は、私が必要と思ったとき、現場から要請があったときに打合せし、私が必要と
思ったとき、検査すべきときに現場を見ます。
監理は現場常駐の約束ではないし、あまり頻繁に現場に顔を出すと、職人さんたち
が窮屈な思いをするので・・・。
それとは別に、あなたが必要と思ったとき、私が必要と思ったときにあなたと打合
せし、必要に応じて、一緒に現場を見ます。
■ 私が監督さんに見られていると同じに、私も監督さんを見ている。
監督さんも、人それぞれで、皆、違います。
・私から逃げ廻る人・・・
・柳に風、のように私を軽く受け流す人・・・
・陰でコソコソやる人・・・私の話を聞かないで、勝手にやる人・・・
・聞くまでもないことを聞き、聞いて欲しいことを聞かない人・・・
・こざかしいことをする人・・・
・私が言うと、黙ってしまう人・・・
・陰で、建主さんに私の悪口を言う人・・・
・それに、すごく良い人・・・
などなど。
私は、言い訳する人は、嫌いではありません。
言い訳するのは、良かれと思ってやったが、うまくいかなかったときが多く・・・
さも、ありなん・・・と、思うから。
■ 私は東京出身で、弘前弁で話せないので、東京弁で話します。
監督さんや職人さん達はもちろん、弘前弁です。
仕事上、監理者が上なので、私と話すときは、無理して東京弁で話しているのを感
じます。
工程会議で、私がいると、東京弁で会議しますが・・・、私が中座すると、弘前弁
で会議して・・・、私が席に戻ると、また東京弁になるのです。
「私は東京弁ですが、こちらの言葉で話しても分かりますから、そうしてくださ
い。」と言いますが、そうする人はいません。
たまに、
「津軽弁、分かりますか?」
って、聞かれます。
「しゃべることはできませんが、聞いたことは分かります。」
(本当は、分かっていない?)
「30年も住んでいて、弘前弁で話せないのか ?」
と言われますが、
「弘前弁って・・・、話すの、ホントに・・・とっても難しいんですょー!!」
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