仕上材の色決めの方法

メーカー名と製品名が決まっていても、それでは一つに決まっていません。

製品の中には数種類の色があり、それを決めないと最終決定したことになりません。

印刷の色ムラがあるカタログの色で決めると実際のものとの違いが生じるので現物見本(サンプル)を提出してしてもらって決めることです。


色決めは単にその色を決定するだけと思うのは大間違いです。

契約後の色決めは全て追加・減額精算の対象になるからです。

色決めは最終決定なので、見積書の単価とのチェックが必要です。

見積り単価より高かったら追加で、安かったら減額になり、完了時に全ての精算をします。

その差引の結果、追加になるときも減額になるときもあります。



しかし全て追加・減額精算の対象になるということであって、全てそうするということではありません。

あなたが「追加工事がありますか。」と聞いて、「追加として請求しません。」という返事であれば、あえて手間のかかる精算行為はせず、それで一件落着になります。


これらを知らずにいろいろ自由に決めていくと、知らないうちに追加が増え、引渡し時にまとめてドサッと追加請求されます。










トップページへ