最初から借りをつくらない
■「Kがプラン作成のために必要な敷地調査を行ってくれるでしょう。」
なんて、いう記事がありました。
Kにプラン提出依頼すれば・・・、でしょうが。
そんなことで、借りをつくって良いんですか?
あとで、大きなダメージを受けますよ!
T:建主さん(あなた)
S:専業設計事務所・・・設計・監理(施工はK)
K:工務店さん・・・設計・施工
H:ハウスメーカーさん・・・設計・施工
C:家づくり仲介業さん・・・T、S、K・Hの仲介
(上の凡例を以下の記事中、敬称を略して使用)
■作業日誌に、3人で測ったと書いてあれば、後日、その経費3万円が見えないと
ころで、見積書に加算されます。
サービスと思ったら大きな間違いです。
どんな作業でも、タダですることはありません。
その作業を要しない家もあるので、プラスしなかったら不公平ですよね。
■敷地の実測図が登記所にあれば、500円でコピーできます。
無いとき、自分の敷地は自分で測って、書きましょう。
家を建てる人に後日必要になるのは、5メートルのコンベックメジャー、30センチ
のスケールですが、100円ショップで、計210円です。
夫婦二人で、コンベックメジャーで敷地を測ります。
それを、30センチのスケールを使って、紙に敷地図を書きます。
道路巾と方位も書き入れれば、敷地図は完了です。
■5万円の地質調査(スウェーデン式地盤調査)も、サービスと思いますか?
契約を取るための営業手段の一つですが、タダで済むことはありません。
「地質調査もさせていただいたことですし、私どもと、ご契約していただくという
ことで・・・何とか・・・。」
「そうでなければ、その分だけでも・・・。」
「そうでなければ、他社では使わないことにして・・・。」
なんて言葉を、振り切れますか?
たった5万円に縛られて、その会社と契約しますか?
縁もゆかりもない会社に、タダで5万円の仕事をさせて、心が傷みませんか?
別会社で家を建てると、その後、ずっと気になりますよ。
そこと契約しても、サービスされることはなく、必ず裏加算されます。
■そんなことで、結局は、知らないうちに5万払うことになります。
そうなら、初めから自分でやった方が良いです。
しかし、自分で調査を発注すると、プロ筋でないため、10万以上かかりますが、
5万で調査する方法があります。
最初の1社に、
「地質調査をしてください。しかし、そのお金は、今、私が払います。」
と、言えば、後日、
「私どもと、ご契約していただけませんか・・・。」
という、短い言葉を聞くだけで済むし、スガスガしい気持になれます。
その後、他社にもその地質データを渡せます。
■実は、敷地図と、地質データは、建主さんが用意するのが業界常識です。
それゆえ、そこと契約しても、それらの費用を裏請求するのは当然です。
家づくりの初めから、おんぶにダッコしてもらうようですが、結局払わせられるの
だから、「始めから自立しよう。」と、思うことが大切です。
■数社にタダでプラン提案してもらうという、借りをつくるのは、後日の契約に大
きな影響があり、予想もしない「金しばり」にかかると思った方が良いでしょう。
5社にプラン提案してもらうのは、5社に設計委託してると同じです。
しかし、実際に契約するのは1社だけ!
そして他の4社は、完全な、タダ働き!。
■本来は、はずれた4社も、設計料を請求したいでしょう。
しかし、営業上のデメリットを考え、請求しません。
なぜ我慢しているのか、お分かりですか?
次に契約した建主さんから、今回を含めた数回分、いただくから請求しなくて良い
のです。
また、契約した1社も、今回と、それまで契約できなかった数回分の設計料をまと
めて実行予算から差し引くから、はずれたとき請求しなくて良いのです。
1回分が工事費の2%とすると、5回分で10%になので、設計監理料と同じです。
■借りをつくれば、利息をつけてお返しするのが、世の習いです。
お返しする時期と、何ほどの利息をつけてお返しするかは、借りた人が決めます。
しかし、家づくりでは、借りた認識がなく、その倍返しをした認識もないままその
全額を払ってから、家の引き渡しを受けるでしょう。
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