組込み車庫の家

いつも車庫を家に組込むプランを勧めます。

・リモコン電動シャッターをつけ、
雨雪の日に一切濡れることなく、朝は
 玄関→車庫→屋外、夜は屋外→車庫→玄関経由で行き来できる。

・冬の毎朝、
車の屋根に積もった雪を下ろさなくて済む。

・屋外に車を置くと傷みやすい。

・車庫に棚を設けると
有効な物置になる。

・車を出せば、屋根付きの
広い作業場になる。

・車庫は
坪単価が安い

・独立車庫にすると
敷地の有効活用ができない。

・車に乗ったまま車庫から出入りできるので、
防犯上安全です。

など、説明して、

私は「とりあえず車庫付きで考えましょう。」と勧めます。

当初贅沢と思うのか、
車庫組込みの良さを理解されないが、結果的に予算内の契約になるのでそのまま車庫付きの家になります。

かつて車庫が途中でなくなったことはないですが、入居してからお聞きすると、
そうして良かったと言われます。



設計は
条件がつくほど難しくなりますが、車庫組込みプランにするのは難しい条件の一つです。

車庫と玄関を隣接したプランにするが、
配置に大きな影響があるので、最初に車庫+玄関を配置することが多いです。

組込み車庫にしたいなら、最初に言わないと、途中で全面的にプランニングがやり直しになります。

車だけなら車庫の巾は 2.73mで良いが、
巾を 3.64m(2間)にして両側に木棚を設けると大きな物置になります。

奥行きは
将来の車の長さも考慮して入るように決めます。



ハウスメーカーのカタログプランには車庫組込みプランがありません。

オリジナルプランでは道路と方位を書いた敷地図にプラン(平面図)を書くが、カタログプランには方位が書いてありません

方位を書くと、あなたの敷地に合わないことがバレるので、書かないでどんな敷地にも合うように見せています。


敷地の方位×道路×タテ×ヨコの長さに合うプランは1つのオリジナルプランしかないので、カタログプランから合うプランを探しても見つかりません。

カタログプランに自分の敷地図を重ね、方位を記入して、居室の配置を確認しないと、とんでもないことになります。

さらに車庫組込みプランを書いても敷地的に合わないので、カタログプランにはないのです。。



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