新築するとき、いつでも売れる家にしておきます。
「いや・・・ずっと自分が住み続けるから、他人に売るなんてことは考える必要は無い。縁起でもないことを言うな!!」と、お叱りを受けそうです。
確かに売るつもりで家を建てる人はいないでしょう。
しかし、人は身軽に移動できますが、一度建てた家は移動できずそこに数十年建っているのだから、その間にそのような状況になることもあります。
地方の両親が死亡してその子家族が戻らないとき、遺産相続したその家と土地を売るでしょう。
転勤になったとき、他人に数年間貸すより売ってしまい、戻ったらまた新築するか、分譲マンションを買った方がよいときがあります。
高齢化して庭の手入れや除雪ができなくなれば、家を売って分譲マンションを買うこともあります。
家を売って、終身介護施設に移ることもあります。
家を売って、別な場所に新築したくなるときもあります。
何らかの事情で家と土地を売るとき、その価値以下でなければ売れない状況になることを、新築するときから避けるようにします。
「この家は売れそうにないから、土地代にしかなりませんね。」
家と土地を売るとき、その家を解体しなければ売れないときは土地代から家の解体費を差し引いた価格です。
「この家はしっかりできているから時価で売れるので、土地代と合わせると・・・・万。」
家が中古住宅として売れれば、土地代にその家の価格をプラスした価格になり、前者との価格差額はかなり大きくなります。
売れる家は、買う気がする家です。
1 廊下巾・トイレ・脱衣・浴室が狭い、納戸がない、など欠点がない家。
2 部屋を細かく仕切ってない家。
3 地面からの1階床高さが高い家。
4 窓が大き過ぎない、構造的に強い家。
5 個性が強くない一般的な家でバランスが良く、感じの良い家。
6 建売り住宅でない、注文住宅。
7 設計図書、確認申請書・検査済証・契約書・工事写真など、家に関する書類一式が保管してある。
8 その地域で信用のある設計事務所が設計・監理した家。
9 その地域で信用のある工務店が施工した家。
特に7と8と9でその家のルーツをはっきりさせてハクをつけることが大切で、「そういう家なら安心できるし、住んでみたい気がする。」と思える家を新築しておきましょう。