思いがけない追加工事

引き渡しの日、工事残額の請求書が出てきて、

「残額ね・・・OKよ。すぐ払うから。いろいろサービスしてくれたし、家も予想した以上の出来だし、良カッタナ。」と思った直後です。



「コレは追加の請求書です。」

「エッ、アレとコレ、
サービスじゃなかったの?


工事は
終っているので払わねばなりません。

不思議なことに、ハウスメーカーが追加請求したとき、あなたは
心当たりがないのです。 


慣れていないため生じますが、ハウスメーカーとの
トラブルは10〜20%と言われる追加工事費です。

そうならないように気をつけましょう。

1 
追加工事は必ずあると思う。

2 工事中、
追加を聞いて把握しておく

追加が生じたらどこかを減額し、
プラス・マイナス・ゼロにしておきます。



追加・減額について

1 見積書にない工事をしたら追加です。

2 見積書にある工事をしなかったら減額です。

ハウスメーカーは追加は忘れないが、
減額は忘れるので要チェックです。


3 設計図にあって見積書にない
見積り落としは追加請求されると払わねばならない。

わざと多くの見積り落としをしておけば工事額が安くなるので、受注しやすくなります。

そして契約後に「見積り
にないので追加になります」と請求してきます。


4 
打合せ記録がなければ、言った聞いてないになり、両者の話合いですが、タダで済むことはありません。


5 現場で頼みごとをしたとき「ハイ!わかりました!」と元気よい返事があれば追加で、シブイ顔をしたらタダですが、確認しておきましょう。

いつも追加の有無を確認していると、「追加請求しずらい」と思うので、追加が少なくなります。


6 出来た部分が
気に入らなくてやりなおせば、解体と変更が追加です。


7 打合せしないで出来た部分をやりなおせば話し合いですが、タダになることはありません。


8 返品出来ない変更は追加なので、
迷ったら決定しないことです。

決定が遅れただけ工事が遅れると思えば良いのです。


9
 仕上、機器を決めるとき、見積書より高いものにすれば追加です。

設計図か見積書に
メーカー名、製品名が書いてないと、決めたものが全部追加と言われても反論する根拠がありません。



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