設計施工の方が設計監理よりも安いという、ウソ

■ 設計監理は、工事費に設計監理費がプラスされるので、
設計施工で家を建てる方が安い。」
と言われていますが本当にそうでしょうか?


あなたが、設計事務所に設計監理委託したとします。

設計監理費が工事費の
10%(内訳:設計費7%+監理費3%)とすると、
設計施工でも設計費が発生するのでそれを3%とすると、その差は7%です。


設計費だけの差は7%−3%=4%です。
設計施工では監理しないので監理費が発生しないが、
設計監理では3%の監理費がかかるので、その差7%として計算。



■ 延べ面積を40坪とすると、その差の7%は2.8坪です。

延べ面積を37坪にすれば
設計監理費を用意できます。


設計事務所はそういうことが得意です。

当初の空間を損なうことなく面積を減らすことになれているからです。

その後、予算内で工事契約すれば、監理費3%がタダになります。



■ 設計監理の業務のうち、
工事費が少なくなる可能性は、

1 設計図があるので、数社による
競争見積り合わせができる。

2 契約前の工務店との
工事費の交渉

3 設計施工で発生しやすい
追加工事費がゼロ、または精算チェック


これらの
業務効果が工事費を何%圧縮できるかは一概に言えないが、
圧縮できるのは確かなことで、その分はあなたに還元されます。

と、いうことは
設計施工のときと、設計監理のときの総工事費が同じで、
40坪建てられる ? 

     
オツリがくる ?



■ 
設計前に比較すると
「設計監理費が不要な、工事費だけで済む設計施工の方が安い」
という表現が明快で、誰もがそう思うし、始めてもいないこの段階で
「そうではありせん。」
とも言えません。


その後、設計監理で工事が完了して総工事費が分かったときに

設計施工だったら、いくらだったか?」、

設計施工で工事が完了して総工事費が分かったときに

設計監理だったら、いくらだったか?」

ということは調べようがないので誰も知ることができません。


かつて誰も、同時に両方のやり方で家を建て、その比較をしたことはないので、

そのデータはどこを探してもないし、
またケースバイケースなので比較しても意味がないから
今後もそういうことはしないでしょう。


これは、
設計監理の家づくりを進めていく中で初めて体感できるのであり、
そうしないでこれらのことを理解したいと思ってもそれは無理ですね。