和室を洋室にしたい。その逆は。
■ 和室を洋室にするとき床は畳をはずして、フローリングを張ればいいし、洋室を

和室にするときはフローリングの上に畳を敷けばよいのですが、それだけでO.Kとい

うことになりません。

そうすると、床の高さが以前より前者は低く、後者は高くなります。

廊下や隣室との床段差やドアとの関係がうまくないので、原則、既存床高に仕上げる

ことが必要です。


畳からフローリングに変えるのは、畳厚さ6センチに対してフローリング厚さ1.5セ

ンチなら、そのままだと低くなるから、根太材45×45でかさ上げしてそこにグラス

ウールの断熱材を入れます。

フローリングの上に畳を敷くと、6cm高くなってしまうので、ドアが内開きでぶつ

かるときはドアの下部をその分切り詰める(補強が必要)か、ドアが開く畳半帖は敷

かない。

また部分的な置き畳も考える。

どうしても既存高におさめるときは、床構造部分を下げる改造をします。



■ 在来工法の和室は柱がカンナで仕上げてあり、壁から約1.5センチ出ている真

壁構造です。

洋室の壁はカンナ仕上していない柱が壁の中に入っている大壁構造です。


和室を洋室に変えるとき、壁は柱を隠すようにつくります。

洋室を和室に変えるとき、既存の壁の上に、和室の造作(ぞうさく)の決まりごとに

沿って板材の付け柱、鴨居、長押、廻り縁などを取り付けてゆくと、見た目が真壁構

造になります。

壁は、和壁塗か和風のクロスを貼ります。

ツーバイ・フォーの家は大壁構造なので、和室はもともとこのようにできています。

和室から洋室に、洋室から和室に、というときその部屋がしっかりできているのであ

れば、それが一般的な造り方と異なるとしても、その良い部分を残す形で改装するこ

とを勧めます。

特に古民家は天井を取って屋根の傾斜に沿って天井を張リ直すと、力強い昔の大きな

丸太の梁が見える、半階吹き抜きの楽しい部屋に変身します。