設計事務所の選び方 設計監理料は、どの設計事務所も工事費の10%くらいで差が少ないので、金額で決めない方が良いでしょう。 「相性(あいしょう)が合わないと設計がうまくいかないので、相性が合う設計者を探すことが大切です。」と言われますが、本当でしょうか? 自分と相性の合う設計者を探すのって難しいですよ。 相性が合えば、良い家を設計できますか? 良い家を設計できるのは、有能な設計者です。 あなたが有能な設計者と思えれば、信頼するようになり、設計がスムーズに進み、相性も合うようになるでしょう。 相性って、状況によって合わないのが合うようになったり、合っていたのが合わなくなったりすると思いませんか。 そもそも、相性が合わなければ良い仕事ができないなんて、どんな職業でもあり得ないし、そうだったら世界中のビジネスが止まってしまいます。 そんなことを言うのは、設計したことがない、設計を知らない人の言うことです。 有能な設計者は、 1　デザイン力(発想する能力) 2　図面力(図面を書く能力) 3　監理力(監理する能力) を有しますが、実務経験によって備わってくるので、有能な設計者を選ぶなら、総合的な人物力を重視した方が良いですね。 設計に精通し、使命感を持ち、常にハウスメーカー(工務店)と適度な距離を保つ、バランス感覚の良い、人物力が大きい設計者を選ぶと良いでしょう。 あなたが会って話すれば、直感で判断できるので、そんなに心配しなくても大丈夫です。 ものは試しだし、取って食われることもないので、安心して設計事務所のドアをノックしてください !! トップページへ