(1)の良い家を設計することが先のように見えますが、良い家を設計しても契約できなければ無駄になるし、設計料の支払いでトラブルになります。
トラブルになるのは、あなたは無駄になった設計料を払いたくないし、設計者は設計料を請求したいからです。
あなたが設計を指示したら設計料の支払いが発生しますが、そうでもあるような、そうでもないような、あいまいな家づくりを進めるとそうなります。
設計前に見積りできれば良いのですが、設計後でないと見積りできません。
そして設計後の見積りで運良く[見積額≦予算額]になったときだけ、設計料が無駄にならないこと知っていましたか。
設計後の見積りで見積額≦予算額になるよう見通しながら、設計を進めるという綱渡りをしながら家づくりをするのです。
設計の途中では見積りできないので、一度設計を完了させます。
その後の見積りで見積額≦予算額なら設計完了ですが、見積額>予算額なら設計のやり直しになり、繰り返すたびに設計料のリスクが高くなります。
設計後の見積りが予算オーバーで契約できなかったら設計料の支払いをどうするかを、ハウスメーカー(工務店)とはっきり取り決めしてから、設計をスタートさせることが大切です。
ハウスメーカーはあなたから予約金などの名目で数十万円受取ってから設計を始め、契約できなかったら設計料として没収しますが、その説明もないことが多いので、はっきり確認してから家づくりを始めましょう