契約後の立場が弱くなる 契約する前の立場は強いが、契約後は弱くなります。 あなたは数千万円の買物をするので大切なお客さんです。 契約する前は最上の扱いをされ、お客様と言われます。 しかし、一度建てればあと数十年ないので、契約後はお客様と思われず、大切にされません。 日常品はお金を払ったときに完成品を入手できるので、買い手としての優位な立場で買い物が終わります。 家づくりは契約時に完成品を入手できず、現物が無い、書類上の契約で家を買うことを約束します。 契約すると、あなたは買い物をする立場から、買い物が終わった立場に変化します。 契約から工事完了までの数ヶ月にわたる長期間の売買行為の最初の契約で、買い手としての優位性を失います。 立場が弱くなった契約後に実施設計して着工し、数カ月かけて家が造られますが、その状況を想像できますか。 立場が弱くなるので、工事完了時に工事費の20%にもなる追加請求をされますが、全額払わなければ家に住むことができません。 追加請求でトラブル(裁判)になれば、完成した家はハウスメーカーの所有なので、解決するまで引き渡しされないため、結局は支払わざるを得ません。 追加請求を防ぐには、契約するとき追加が発生しない契約をすることです。 トップページへ |
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